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さがみはら南区 社会

公開日:2025.08.17

入場無料
相模原で戦争体験を語り継ぐ講演会
8月30日 シベリア抑留や被爆の経験者が登壇

 相模原市は戦後80年事業として8月30日(土)に講演会「戦争体験・記憶の継承」を開催する。会場はあじさい会館(中央区富士見)で入場無料。

 市は核兵器廃絶平和都市宣言を行った翌年の1985年から毎年11月に「市民平和のつどい」を開催している。今年は戦後80年にあたる年なので終戦記念日のある8月に実施されることとなった。

 講演者はシベリア抑留体験者の西倉勝さん(南区在住・100歳)と相模原原爆被災者の会会長の丸山進さん。西倉さんは平和祈念展示資料館(東京都新宿区)で語り部として活動するほか、映画『ラーゲリより愛を込めて』にはアドバイザーとして関わった。丸山さんが会長を務める被災者の会はノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会の構成団体。自身の被爆体験などを各地で講演する、平和のための活動に取り組んでいる。

 講演会は第1部(午後2時から2時55分)に西倉さん、第2部(午後3時5分から4時)に丸山さんが登壇する。

 市の担当者は「戦争体験者が少なくなっていく今、若い方や子育て中の方などに参加してもらい、貴重な肉声による経験談を次世代につないでほしい」と話す。

 定員280人(申込順)。8月27日(水)まで市コールセンター【電話】042・770・7777で申込受付。問い合わせは市国際課【電話】042・707・1569。

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