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公開日:2025.08.21
麻溝公園
「文鳥パラダイス」で話題
グッズ完売、県外から来訪も
相模原麻溝公園内にあるふれあい動物広場(麻溝台)の一角、ウォークインバードゲージが愛好家たちの間で「文鳥パラダイス」と称されている。100羽以上の文鳥が放鳥されているゲージ内に入り直に鑑賞でき、県外から来訪も多い。4月に販売したオリジナルグッズは1日で完売し、現在第4弾を企画。担当者は文鳥ブームに期待を寄せている。
同広場はポニーの乗馬体験やうさぎやモルモットと触れ合えるコーナーなどがあり、家族連れが多く訪れている。
同広場で文鳥の飼育を担当するのは公益財団法人ハーモニィセンターの宮坂空翔さん。文鳥人気に気が付いたのは昨年12月、同広場のSNSで「日向ぼっこをする文鳥」の写真を投稿したときだ。ポニーやモルモットなどの投稿へのリアクションは100程度だったが、文鳥の写真には4000近くのリアクションがついた。「投稿をもっと増やしてほしい」というコメントもあったという。宮坂さんは「反響に驚いた。大阪府や栃木県など遠方から来るほど文鳥人気があることを知った」と話す。
ゲージに入り100羽以上の文鳥を間近で見られるのが珍しいという。家族連れやカメラを持った文鳥マニアたちで賑わっている。東京都から訪れた女性は「自宅で文鳥を飼うほど好き。『文鳥公園』と検索したら出てきた。たくさんいてかわいかった」と話した。
全てオリジナル
文鳥人気を受けて宮坂さんはグッズ製作に取りかかった。スタッフがイラストを描き、アクリルキーホルダーや缶マグネットを30〜40セット製作。4月のイベントで販売すると1日で完売した。特にアクリルキーホルダーが人気で、5月と6月にも販売されたが、既に完売している。
9月6日(土)、7日(日)に同広場で行われるイベントではシールやカレンダーなど第3弾となる文鳥グッズを販売する。10月にも第4弾が企画されており、今後も展開される予定だ。宮坂さんは「文鳥が評価してもらえて嬉しい」と話した。
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