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公開日:2025.11.20

神奈川よさこい初開催
22日・23日 5市11会場

  • 83チームが各地で演舞を披露=主催者提供

  • 「ポスターが目印」と来店を呼びかける三澤会長

 相模原市・秦野市・海老名市・厚木市・小田原市の小田急線沿線5市11会場で11月22日(土)と23日(日)の2日間、「出雲大社相模分祠奉納 第1回神奈川よさこいまつり」が開催される。「神奈川を代表するよさこいまつりに」と同イベント実行委員会が主催。県内外から83チーム約1700人が出場し、初代王者を目指して熱い演舞が繰り広げられる。

 会場となる各市ではすでに「相模原よさこいRANBU!」(相模原市)「よさこいご縁まつり」、「Ebinaよさこい」、「ODAWARAえっさホイおどり」のよさこいイベントが存在する。それぞれ回を重ねる一方で、収容人数や時間制限によって新たなチームが参加できないケースもあるという。今回の初開催に向けて各市よさこいイベントの主催者らが連携し、「各地の運営ノウハウを生かしつつ、受け入れ規模を拡大。神奈川の代表的なよさこいイベントにしていきたい」と塩谷雄一郎実行委員長(48・秦野市)は話す。

 22日午前のオープニング奉納演舞は、秦野市の出雲大社相模分祠で実施。22日から23日にかけて秦野、相模大野、海老名、厚木、小田原エリアで参加チームが演舞を披露する。

 各会場は駅周辺に設け、演者は小田急線で移動して複数会場に登場。23日夕方からの決勝コンテストは、メイン会場の厚木中央公園(本厚木駅近く)に設営する幅30m・奥行20mの大型ステージで行われる。

相模大野会場に4商店街が協力

 相模原市の会場は相模大野駅のペデストリアンデッキとコリドー通りの2カ所となる。「相模原よさこいRANBU!」は毎年古淵駅周辺で行われているが、今回5市をつなぐ「小田急線」沿線での会場が必須となった。相模大野駅周辺での開催を実現させようと、実行委員会のひとり、佐東龍一さんは5月から同駅周辺の4商店街の会長をはじめ、飲食店の店主らに運営会議を開催してきた。

 相模大野駅周辺商店会連合会の三澤崇典会長は「大野は古淵ほどよさこいに馴染みがなかったが、語源を調べれば『昼に踊って夜さ来い』の意味がある。それなら商店街として乗っかっちゃおうと」とイベントに賛同。同商店会連合会でオリジナルの周知ポスターを130枚作成し各店舗に掲示をした。

 さらに任意の飲食店舗で「よさこい限定のサービス」を提供する。三澤会長は「来年以降につながってくれれば」と期待する。佐東さんは「よさこいは街を元気にする力がある。相模大野を盛り上げ今後も続くよう成功させたい」と語る。

 時間は午前10時から午後4時まで。

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