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4月から相模原市青年工業経営研究会(青工研)の会長に就任する 小林 昌純さん 町田市在住 40歳

公開:2013年3月14日

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諦めない心で担う未来

 ○…原則42歳以下の経営者らで市内工業の課題などを討議、研究、発信する団体・青工研の新会長に就任する。「自分たちが相模原の工業を担っている」と会員間で確認し、新年度のテーマを「未来創造」に決定。「内部で集うだけの内向きの活動ではなく、積極的に外へ発信していく団体にしたい」と力を込めた。

 ○…大学を卒業後、ゼネコンに就職。東京フェリーターミナルなど、現場監督として公共事業に携わった。一級建築士、一級施工管理技士の資格も持つ。「軍艦島跡の撤去工事ではね」など、当時の思い出は尽きない。その後、父が創業した「コバヤシ精密工業」に入社。金属部品加工の現場を学んだ後、経営側に回り、2年前社長に就任。掲げるのは全ての物事に挑戦する諦めない力=「コバヤシイズム」だ。「挑戦こそが新たな未来を拓く大きな力になる」と信じている。

 ○…積極的な姿勢は昔から変わらない。高校2年の時、交換留学生制度を利用し、米・ブルックリンの家庭で生活。大学時代は自転車でカナディアンロッキーを旅するなど、訪れた国は十数か国を数える。「海外へ目を向けないと」と経営者の視点も忘れない。つい顔をほころばせたのは、フラダンスを習う小3の娘とサッカーを始めた小1の息子の話題。「ビデオを持って応援です」とほほ笑んだ。

 ○…相模原の将来を担う「未来創造」に向け、来年度は会員同士が協力し、商機を生み出し、他団体とも交流。青工研というブランドを積極的にPRしていく。「商機創出」「団体交流」「ブランディング」それぞれの事業部も立ち上げる予定だ。「経営者同士が相談者になれるこんな会は他にはない」と胸を張る。だからこそ、「経営に悩むなら、志を持って、青工研の門を叩いて欲しい」と強く願う。コバヤシイズムがどう浸透するか。挑戦の春が来る。
 

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