津久井地域を中心とする建設業者が加入する津久井建業組合(内藤政夫組合長、会員数370余人)がこの程、設立50周年を迎え、9月8日に津久井湖記念館で記念式典と祝賀会を開催した。式典の中で、会員間の一層の団結と時代に対応した取り組みを誓っていた。
津久井建業組合は1963年、80余人の会員が集まり設立。現在は、城山・中野・串川・鳥屋・青野原・青根・千木良・藤野の8支部と主婦会と青年部で組織される。2000年には、現在の三ヶ木の会館に事務所を移転し、建設業に携わる会員とその家族が安心して働き、暮らせるよう、労働条件の改善や共済制度、技術指導などの支援を行ってきた。
また、地域貢献も積極的に実施しており、10数年前からは地元の幼稚園や保育園、小学校といった公共施設にボランティアで訪問。遊具の修理や小物、教材の製作などを毎年各支部ごとに行い、地域の人々からも喜ばれている。さらに、「建設業の機械化が進む中、必要とされる技術が役に立つ時がくるので、本物の職人の技術者を育てたい」と、一昨年に組合内に「緑区建設業人材育成支援センター」を設立。川尻小や串川小など地域の小学校に出向き、木工教室を開催して、子どもたちに将来建設業に興味を持ってもらう試みも行っている。
盛大に記念式典
9月8日には、記念式典を津久井湖記念館で開催。八木大二郎県議、小野沢耕一・小林正明・栗原大・宮下奉機の各市議といった来賓を含め総勢60余人が参加。来場者と会員には50年のあゆみが記された記念誌が配られた。式典の中で、歴代の組合長である志村雪長氏、興津利明氏、山口幸男氏と主婦会初代会長の〓口由紀子氏の4人を表彰。式典の実行委員長も務めた内藤政夫組合長は「諸先輩方と会員の努力に感謝申しあげます。今後は歴史や伝統を守りつつ、新しい時代に対応した、将来を見極める目を養いながら、皆で力を合わせていきたい」と挨拶。会員全員で組合を盛り上げていくことを誓っていた。
本文中〓は草冠に交
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