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恒例行事で「元気な姿」発信 やまゆり園 家族らと交流

社会

公開:2018年6月28日

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行事に参加する利用者とその家族
行事に参加する利用者とその家族

 元職員による事件後、千木良から横浜市港南区芹が谷に拠点を移した「津久井やまゆり園芹が谷園舎」で6月16日、同園の恒例行事「笑顔がキラリ☆いい日交流会」が開催され、利用者やその家族など約300人が参加し、カラオケ大会などを楽しんだ。

 これまで、地域住民と利用者やその家族が交流する「運動会」として千木良の頃から続けられていた同行事。事件後、かつて知的障害児施設「ひばりが丘学園」だった建物へ移転した昨年も規模を縮小しつつ開催され、芹が谷での開催は今年で2回目となる。

 小雨が舞う天候となった当日だが、利用者だけでなく、同園と日常的に交流する近隣自治会の役員や約60人のボランティアなど大勢が参加。体育館で行われた開会式では、運営法人である「(社福)かながわ共同会」の草光純二理事長などがあいさつ。最後は利用者が開会宣言を行い、その後はダンスパフォーマンスや模擬店などを楽しんだ。

「1年間」喜びたい

 芹が谷での初開催となった昨年は移転後間もないことなどもあり、メディアへの公開はなかったが、今回は同園の入倉かおる園長が「行事の様子を発信し、みんなで無事に1年を過ごし、元気でやっている姿を見て頂ければ」と、開会式など一部の様子をメディアへ公開した。開会式後、報道陣の取材に応じた同園家族会「みどり会」の大月和真会長は「慣れない土地での生活を1年間、みんなで無事乗り越えられたことを改めて喜びたい。利用者の家族も高齢化する中で難しいこともあるが、こうした機会を通じ色んな人が関わっていくことが大事」と行事の意義などについて話した。

取材に応じる入倉園長(右)
取材に応じる入倉園長(右)

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