さがみはら緑区版 掲載号:2019年9月12日号 エリアトップへ

津久井やまゆり園、藤野薫風などを訪れ音楽療法士として交流する 小林 朱見さん 清川村在住 60歳

掲載号:2019年9月12日号

  • LINE
  • hatena

音楽を通じ心の交流を

 ○…音楽を駆使し、身体的及び心理的機能の維持向上を図る心理療法。「みゅうじっくぼうる」と名付けたこの音楽療法を伝えるため、週2回程度、緑区内の障害者施設を訪れ交流を続ける。現在、区内で訪問するのは「藤野薫風」と、津久井やまゆり園の関連施設である日中活動支援施設「ファンファン」「そよかぜ」、障害児放課後デイサービス「みらい」。10人から20人を対象に、楽器演奏、歌、ダンスなどを約1時間行う。「音楽は、言葉がなくても心と心のやりとりに優れたツール。毎回彼らの素直な心に感じるものがある」と話す。

 ○…大学卒業後、障害者を中心とした福祉関連の仕事に携わり、40歳を過ぎて「音楽療法士」という職業を知った。その資格を取ったのは2006年。以来、障害者施設を中心に訪れ、交流を続ける日々を送る。「演奏する選曲には特に気をつかっている。彼らが前向きになれるよう、一緒に楽しんでいきたい」と強い思いを語る。

 ○…学生時代はバンド活動に熱中。今では、仕事で知り合った仲間と「ザ支援ズ」というバンドを組み、地元での定期コンサートのほか、相模湖や串川などでのイベントにも障害者と一緒に出演する。「津久井は縁の深い地域なので、近いうちに大きなコンサートができると嬉しいですね」

 ○…悲惨な事件が起きた日の前日も、やまゆり園を訪問していた。「信じられなかった」と振り返るが、事件のあった1カ月後には、「職員や利用者を勇気づけたかった」とコンサートを実施した。「2021年にやまゆり園の建て替えが完了するまでは、この仕事を辞められない」と交流活動に没頭する日々。「彼らとまた一緒に音楽をすると、刺激を受け、さらに続けたくなるのでしょうけど」と微笑んだ。

さがみはら緑区版の人物風土記最新6

市川 雄士さん

公益社団法人相模原青年会議所(相模原JC)2020年度の新理事長に就任した

市川 雄士さん

緑区在住 36歳

1月16日号

芝野 虎丸さん

史上最年少で囲碁の名人位を獲得した

芝野 虎丸さん

南区上鶴間本町出身 20歳

1月1日号

日比 澄恵さん

語りと読み聞かせサークル「おはなしの森」の代表としてボランティア活動する

日比 澄恵さん

元橋本町在住 48歳

12月19日号

倉木 健治さん

ローイングチーム「湖猿」の代表として東京パラ代表候補を指導する

倉木 健治さん

愛川町在住 37歳

12月12日号

野呂 正人さん

相模原道志川流域キャンプ場経営者協議会の代表として復興に尽力する

野呂 正人さん

青野原在住 65歳

12月5日号

伊藤 勉さん

城山地区「お出かけの“わ”委員会」の委員長として地域福祉に努める

伊藤 勉さん

川尻在住 71歳

11月28日号

高橋 律(ただし)さん

津久井在来大豆を使った醤油しぼりをボランティアで行う

高橋 律(ただし)さん

千木良在住 71歳

11月21日号

あっとほーむデスク

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

  • 6月22日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

さがみはら緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月16日号

お問い合わせ

外部リンク