ロボットの開発支援や関連人材の育成などに取組んできた相模原市と市商工会議所が、ロボットに特化した体験型イベント「さがみはらロボット大学校」を11月23日(土・祝)に初開催する。会場はロボットの開発現場として利用されている「さがみロボット産業特区プレ実証フィールド」(旧県立新磯高校/南区新戸2607の2)。触れて学び体験できる、1日限りの学校となる。
当日は午前10時から入学式(基調講演)、11時30分から昼食、午後1時から5時までが各学部(教室)および自由に見て回れる文化祭となる。
基調講演で講師を務めるのは千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)の古田貴之所長。AIロボット工学の第一人者である古田氏が、「ロボット技術と未来社会」をテーマに思いを語る。要事前申込。
興味深い授業が満載
学部は「クリエイター学部」「ドローン学部」「ロボットビジネス学部」の3学部。クリエイター学部は、ロボットのプログラミングを体験できる「こどもロボットクリエイター教室」(無料)と、リモコンで動かせる「四足歩行ロボット組立教室」(参加費5000円)に分かれており、ともに小学4〜6年生が対象。ドローン学部は、ドローンの組み立てから飛行までを体験できる。小学3〜6年生が対象で参加費1万2千円。両学部とも事前の申込みと保護者1人の同伴が必要となる。
ロボットビジネス学部には市内のロボット企業が集結。自動運転実証車両への試乗も可能だ(要整理券)。キッチンカーや弁当販売もあり、休憩所も完備。神奈川県による生活支援ロボットの体験キャラバンも同時開催される。イベントの事前登録・申し込みは、相模原商工会議所のホームページ(https://www.sagamihara-cci.or.jp/archive/30161)から可能。問合せは同会議所【電話】042・753・8136へ。
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