さがみはら緑区 政治
公開日:2022.07.14
参院選
相模原でも三原氏トップ
与党、3議席獲得
参議院議員選挙の投開票が7月10日に行われた。改選4と欠員補充1の計5議席を過去最多の22人で争った神奈川選挙区は、自民党の現職・三原じゅん子氏(57)が約80万7千票を獲得し、トップ当選。以下、日本維新の会の元職・松沢成文氏(64)、公明党の現職・三浦信祐氏(47)、自民党の元職・浅尾慶一郎氏(58)、立憲民主党の新人・水野素子氏(52)が当選した。
三原氏は当確報道を受け、横浜市の事務所であいさつ。3期目で取り組みたいことの一番に子育て施策を挙げ「子どもにもっと投資し、子育てをしている若いお父さんやお母さんの負担を軽減したい」と述べた。
1年ぶりの復帰となる松沢氏は、「改革保守の第三極という方針が神奈川県の多くの有権者に賛同いただけた。勝利を機に本物の改革保守政党を日本につくりたい」と語った。
寺崎氏は及ばず
中央区選出の元県議で立憲民主党新人の寺崎雄介氏(50)は、21万16票を獲得したものの議席には届かなかった。
11日午前1時半過ぎ、横浜市中区の事務所に姿を現した寺崎氏は支援者らを前に「厳しい結果。ひとえに私自身の不徳の致すところ」と述べ、深々と頭を下げた。勝敗を分けた要因については「敗れたという結果が全て」とし、今後の政治活動を問われると、「参院選に勝つつもりでやってきた。結果を受けてこれから考えるが、今の政府与党と対峙できる政党は立憲民主党しかないと確信している。支えていただいた皆さまと良い政党を作っていけるよう、頑張りたい」と話した。
相模原市では三原氏がトップの6万7636票。三浦氏、松沢氏、寺崎氏、浅尾氏と続いた。県全体の投票率は54・51%で前回を5・78ポイント上回った。市内の投票率は53・67%で前回比4・73ポイント増。
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