さがみはら緑区 社会
公開日：2022.10.20
渓松園にコンビニ
開園日の午前11時開店
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弁当や総菜など、誰でも購入が可能
今年９月に創立50周年を迎えた老人福祉センター渓松園（大島）で８月25日からコンビニの移動販売が始まった。施設利用者だけでなく一般の人も利用できるとあり、今話題となっている。
同園内の食堂および売店が２０１８年に撤退したのに伴い、その代わりとして導入された移動販売。屋外での販売方式をとることで、同園利用者への飲食の提供だけでなく近隣住民も利用することが可能となった。周りには飲食店や小売店が少ないことから、「地域活性化にもなれば」と同園関係者は話す。
運営するのはセブンイレブンの代理店である、(有)壹貮参（田村謙二オーナー）。同園の休館日の第４月曜日を除く毎日、午前11時から午後２時まで専用車を敷地内の駐車場に停車。弁当や総菜に菓子、アイス、フルーツなどを扱う。田村オーナーは「渓松園はシニア層にとって、無くてはならない福祉施設。その施設に足りないサービスである移動販売を通じて、『買い物という体験』『商品との出会い』などを提供することができれば」と抱負を語る。
移動販売が開始されて約２カ月。利用者からは「近くにコンビニがないので助かる」「美味しい物を教えてくれてありがとう」などの喜びの声が届いているという。
移動販売についての問い合わせは同園【電話】０４２・７６１・９２９１。
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