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さがみはら緑区 政治

公開日:2023.04.06

県議選
山口氏、小田氏が当選
8年ぶりに無投票

  • あいさつする山口氏

  • だるまに目を入れる小田氏

 任期満了に伴う神奈川県議会議員選挙が3月31日に告示され、相模原市緑区選挙区は定数2に対して、現職の山口美津夫氏(66)、新人の小田貴久氏(40)以外から立候補の届け出がなく、2人は無投票での当選が決まった。県議選で同選挙区が無投票となるのは2015年以来、8年ぶり。

 午後5時を過ぎ、山口氏は当選の報を受けて集まった支援者らにあいさつした。無投票について山口氏は「率直に複雑な気持ち。この4年間が認められたという気持ちがある半面、支援者がこの環境を作ってくれたのだから、今以上に死に物狂いで頑張らないと無投票の意味がなくなってしまうと思っている」と決意を述べる。2期目に向けては「モットーである地域の安心と安全に力を入れていきたい。台風19号があって、国や県の支援をいただき、復興ができてきているが、まだまだ危険な地域が中山間地域にはある。災害を予防する地域づくりが必要」と話した。

 小田氏は、当選の報を受け、支援者と喜びを分かち合った。無投票について小田氏は「初の県議選だったが、新人として戦う上では無投票ではなく、有権者の信託をいただきたかったというのが率直な感想。とはいえ、市議としての3期12年間の活動を支えてくれた後援会などの力があっての結果だと思う」と振り返る。初の県議会に向けては「特に中山間地域については、さらにその魅力を発見、発信し、緑区民に伝えていきたい。そして、魅力と同じように個別具体的な課題も分かっている。それらの解決へしっかり地域のご意向をいただき、取り込んでいきたい」と話した。

 なお、県議会議員の任期は4月30日(日)からスタートする。

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