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さがみはら緑区 人物風土記

公開日:2023.04.27

第90代津久井警察署長に3月13日付で就任した
佐藤 宏文さん
緑区在住 55歳

「困り、苦しむ人を助ける」

 ○…「歴史と伝統がある津久井署。とても身が引き締まる思い」と、90代目の署長の重責を話す。相模原市内の警察署に勤務するのは初めて。津久井地域の印象は「自然あふれる風光明媚な場所というイメージ」と話す。さらに、「地域の住民も心温かい人が多い。良いところに来ることができて、ありがたいなと感じている」と強調する。

 ○…警察官は「見ていてしっかりしていて凛々しい」。子どもの頃から憧れだった。実際に進路を決めたのは高校時代の恩師のアドバイス。「やりがいがあるし、仕事自体が社会貢献になる」。人のためになる仕事に就きたいという思いにピッタリだった。これまで主に横浜市、川崎市、警察本部の刑事部門で任務を全うしてきた。「辛い思いをした被害者の方を見てきた。事件はしっかり解決しなきゃいけない」と使命感を口にする。

 ○…趣味はウォーキング。休日は健康づくりとリフレッシュを兼ねて管内を歩いている。「この前も津久井湖を歩いてたら桜がきれいで」と顔がほころぶ。歩くことが地域を知ることにもつながっている。「自分の目で見たものは吸収・理解しやすいから。そういう感覚は大事にしたい」ときっぱり。家族は夫人と中学生の1人娘。「よく電話で話しますよ」。他愛もない会話が日々の癒しにもなっている。

 ○…「今できることを一生懸命にやる」。言い聞かせている言葉だ。管内では振り込め詐欺や交通事故などの被害があることを引き合いに出し、「1つ1つの事案にきちんと対応していきたい」と力強い。そのためにいろいろな場所での情報発信にも重きを置く。「安全安心を守るのが我々の役割。困り、苦しむ人は助けて、悪い者はしっかり検挙していく」

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