さがみはら緑区 政治
公開日：2023.06.01
故郷の思い伝えたい
県議 山口美津夫さん 66歳
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自宅周辺の草刈りもおてのもの
▽趣味は農作業。中学１年の時に父親が田んぼを借りてきて、手伝い始めたことがきっかけだった。それから今まで、毎年のように米を作っている。現在は４反の田んぼを所有。時季になると、朝は４時に起きて米作りをしてから議会に行くこともしばしば。「米ともち米は買ったことないよ」と笑顔を見せる。
▽家族は夫人と３人の子ども。孫は高校生から生後11カ月の子まで９人。「みんなよく食べるから、米をいくら作っても足りないんだよ」と冗談を口にするが、子ども、孫たちとの時間はかけがえない時間だ。
▽三ケ木で生まれ、津久井中央小、中野中を卒業。高校卒業後に津久井町役場、合併後は相模原市役所に勤めた。市の予算が政令市の中でも低いことに、「このままでは津久井が取り残される」と危機感を抱き一念発起。「市への提案など職員ではできないことが市議ならできる」と２０１５年に立候補し当選した。19年からは県議に。「例えば津久井４町には５つの湖があり、県の６割の水を出している。それを県民は知らなすぎる。横浜の発展もここから水を引いて今がある。そのことを忘れないでほしいし伝えていきたい」
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