神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「地域にあって良かった場所に」 市内初 営農型発電の農園がオープン

社会

公開:2023年6月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
太陽光パネルの下で行われたトークセッション
太陽光パネルの下で行われたトークセッション

 関東最大級の営農型太陽光発電によるブルーベリー体験農園「さがみこベリーガーデン」(青野原)が6月10日にグランドオープンした。

 36種類1100本のブルーベリーの摘み取りができる同園。農地で農産物と自然エネルギーを同時に生産する営農型太陽光発電に相模原市内で初めて取り組むと共に、観光、体験の要素を取り入れ、SDGsなどについても楽しく学ぶことができる。

各テーマでトーク

 オープン前の3日には、関係者向けのお披露目会が行われ、「農業から拡がる地域協働」というテーマでトークセッションが行われた。

 当日は同園を運営する株式会社さがみこファームの山川勇一郎さんをはじめ6人がトーク。教育、障害福祉、生協、環境など、同園を中心に広がったつながりについて話していった。

 教育については、近隣にある青和学園の渡邊和典さんが生徒の職業体験について触れ、「子どもたちは地域から出たいという気持ちが強いが、ここには都会から移って働く人がいて不思議に思っていた。地域の良さを知るきっかけにもなっている」と成果を口にすると、山川さんは「子どもたちにとって親や先生だけでなく、身近な大人に接する機会は大切。私たちは未知の存在だったかもしれないが、刺激になってくれればうれしい」と話した。さらに、一般社団法人バーチュデザインの吉高まりさんは「地域に戻りたいけど、仕事がないから都会を離れられない人は多くいる。それなら仕事を作ればいいという発想を、こういう体験から学べたら良い」と付け加えた。

「体験に来て」

 オープンを迎え山川さんは「ここに至るまでとても長かったが、さらなる事業の広がりも感じている。多くの人にさがみこベリーガーデンの存在を知ってもらい、この地域にあって良かったと思ってもらえる場所になれば。多くの人に体験に来てほしい」と話した。

 ブルーベリーの摘み取り予約や詳細はHP(https://sagamico-bg.org/)で確認できる。

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

地元の社協に寄付

地元の社協に寄付

相模湖チャリティゴルフ大会

12月6日

童謡・唱歌を歌おう

童謡・唱歌を歌おう

12月21日 杜のホールはしもと

12月5日

川柳募集

川柳募集

12月5日

クリスマスムード一色に

クリスマスムード一色に

かどやギャラリーで作品展

12月5日

串川で投網体験

串川で投網体験

小学生が「貴重な経験」

12月5日

福祉と環境を考えるボランティアグループ 青い鳥

協働賞

福祉と環境を考えるボランティアグループ 青い鳥

「つなぐ〜福祉と環境を考える活動から被災地支援等の活動へ〜」

12月5日

「共にささえあい 生きる社会」

相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html

<PR>

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook