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さがみはら緑区 政治

公開日:2023.07.20

現場第一主義を貫く
市議 中村忠辰(ただとき)さん 47歳

  • 1日のスタートは「見守り隊」から

 ▽父の病がきっかけで看護学校に通い、33歳で看護師に。医療現場で出会ったのは、さまざまな悩みを抱える患者たちだった。「厳しい生活をされている方や制度の狭間で苦しんでいる方がたくさんいた。その人たちに光があたる世の中でなければ」。市のサービスや制度を変えるには「この道しかない」と、市議選へ立候補。今期、2期目を迎えた。「医療現場で働いた経験を生かし、地域医療や福祉の充実に力を尽くしていきたい」

 ▽日野市出身。19歳の時、両親と相模原へ。現在は妻と2人の息子との4人暮らし。関上自治会副会長や串川小の見守り隊など地域活動にも積極的に参加する。「津久井が好き。自然が豊かで、子どもたちも伸び伸び健やかに成長しますよ」と笑顔。特技は「魚をさばくこと」。看護師の前は和食料理人だったという異例の経歴の持ち主だ。

 ▽少子高齢化や過疎化が進む中山間地域。「現場第一主義」を掲げ、人の『声』を求め、現場へ。「今年は地域の皆が集う夏祭りが再開します。少しでもまちが元気になれば」。そして「子育て政策をしっかり築き、誰もが安心して暮らしていけるまちづくりに励みます」と前を向く。

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