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さがみはら緑区 政治

公開日:2023.07.20

「声なき人の声」を聴く
市議 南波秀樹さん 51歳

  • 工事現場が見渡せる「さがみはらリニアひろば」で

 ▽「今まで支えてくれた人たちへの恩返し」。その思いを胸に職務にあたる。新潟の出雲崎町で生まれ、喘息もちで体が弱く入退院を繰り返す子どもだった。思い返せば「小さい頃から人の世話になってばかりだった」としみじみ。家は町工場を経営。「貧しくも温かい家だった」。中学では体力づくりのため陸上部に所属。段々と体力がつき始め、高校では健康体に。大学入学を機に神奈川で一人暮らしを始め、卒業後は産業用ガスの商社で営業として働いた。

 ▽社会人8年目を迎えようとした頃、家業再建のため帰郷。改革に取り組むも工場は倒産に。家も仕事も失った。それでも周りの人たちの助けがあった。「もう一度頑張ろう」。そう奮起し町田に転居。会計事務所勤務を経てドラム缶製造会社に技術職として入社、10年間勤めた。市議選に立候補したのは8年前。現在3期目だ。「再挑戦できる社会をつくる」。その言葉に重みを感じる。

 ▽妻と3人の息子と2011年に緑区へ移住。三男が発達障害ということもあり、福祉や子育て支援、共生社会の実現に力を入れる。「声なき人の声をどう拾っていくか。それを受け止める体制を早く整えなければ」

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