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さがみはら緑区版 公開:2023年10月26日 エリアトップへ

相模原お店大賞 運営に地元学生が活躍

コミュニティ経済

公開:2023年10月26日

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ポスターを持つ実行委員会のメンバー。左上から時計まわりに猪俣慎悟さん(法政大学4年)、大津優衣さん(相模女子大学4年)、加藤さん、江頭さん
ポスターを持つ実行委員会のメンバー。左上から時計まわりに猪俣慎悟さん(法政大学4年)、大津優衣さん(相模女子大学4年)、加藤さん、江頭さん

第20回開催中

 相模原の魅力ある店舗を表彰する企画「第20回相模原お店大賞」の投票が10月31日(火)まで行われている。投票は公式ホームページ、投票用紙、またはインスタグラムで受け付け、参加者は自分の好きな店やその店を選んだ理由などを入力、記載する。投票した人の中から抽選でプレゼントがある。主催は相模原商工会議所「相模原お店大賞」実行委員会。

 その実行委員会では、地元の学生たちが活躍している。

若年層へ周知期待

 2004年に始まったお店大賞。地域に「定着」する一方で「お店やファンは盛り上がっているが、一般の人はまだまだ」とその浸透を懸念する声があった。そこで20年の17回目から、投票する人の裾野を広げようと若年層への周知強化を目的に、委員会に大学生を募るように。前回からは「さがまちコンソーシアム(相模原・町田大学地域コンソーシアム)」が参画し、今回はさらに青山学院大学のボランティアチームが加わった。運営に「学生・若者」の要素が濃くなっている。

ポスター作成も

 学生メンバーのひとり、青山学院大学2年の江頭花華さんは地域のボランティアに関心がありこの春、学内のボランティア組織に入った。活動のひとつである「地域の魅力発信」プロジェクトとして募集されていた「お店大賞」の実行委員会に応募し、今回運営に参加するように。「お店大賞というユニークなネーミングに興味を持ちました。大人の人と関わる機会も求めていたので良かった」と話す。

 江頭さんは今回、デザインしたポスター案が採用された。「キャラがいない。あった方がいい」「もう少し基本的な情報があった方がいい」など、これまでの作品を見て気付いたことを反映させ、人目を引きつつ実用的な仕様に仕上げた。学生たちはその他にインスタを使ったPRの手伝いも行っており、「若者視点での投稿」の効果か、フォロワー数が2000まで増えたそう。

行くのはどんな店?

 なお、今の若者たちはどのような視点で「好きなお店」を選んでいるのか。メンバーはそれぞれ「清潔感」「接客。お客が店員さんに『優しくしてあげよう』と思えるくらいのところがいい」「ここだけは負けられないという点があるお店」とそのポイントをあげた。

 投票は10月31日まで。受賞店の発表は12月下旬を予定している。メンバーの加藤舞衣さん(聖徳大学4年)は「一人一人の一票が地域の活性化につながります」と投票を呼び掛けている。

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