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さがみはら緑区 経済

公開日:2024.02.01

イチゴの季節、到来
津久井地区の島村さんに聞く

  • 間もなく収穫時期を迎えるイチゴ(上)と果実の出来を確認する島村さん

 冬の果物として人気の高いイチゴ。イチゴは草に実を付けることから園芸学上は野菜に分類されるという。12月頃から店頭に並び始めるが出荷の最盛期は1月から4月頃まで。旬を迎えたイチゴについて、津久井地区で唯一、『観光農園』としてイチゴを栽培する、島村ファーム(川尻)の代表、島村悠樹さんに話を聞いた。

 野菜苗や花苗の直売で知られる同農園は昨シーズンから「いちご狩り」を開始(日によって直売もあり)。学生の頃からイチゴ農園を開く夢を抱いていたという島村さんは「花や苗以外でお客さんに楽しんでもらう空間づくりがしたかった。イチゴみたいに幅広い世代に人気の果物は他にない」と想いを話す。

 同農園では今シーズン約300坪のハウスで6800苗のイチゴを栽培。「お客さんに食べ比べをしてほしい」と、昨年より2つ増やして6種類を育てている。定番の紅ほっぺ、章姫のほか、新種の恋みのり、スターナイトなども食すことが可能。どの品種も順調に実りの時期を迎えているようだ。

 当面の目標は「まだ始めたばかりで課題も多い。お客さんに喜んでもらえるよう少しずつ改善していく」と島村さん。今後は「もっと地域にイチゴ農家が増えて、いつか相模原=イチゴと言われるよう、イチゴで相模原全体を盛り上げられるよう、頑張っていきたい」と抱負を語った。

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