公益財団法人相模原市スポーツ協会の会長に6月19日付けで就任した 勝又 修さん 愛川町在住 65歳
ワンチームでスポーツ振興
○…「先輩が築き上げてきた実績を継承しつつ、皆で価値観を共有しワンチームでスポーツ振興に取り組みたい」。そのためにイベントをはじめとしたスポーツへの「きっかけ作り」を重要視。ゆるゆるスポーツやパラスポーツなども含めて、どこでもできるような施設の充実にも意欲を見せる。「我々の役割は下支え。徹底的にそうじゃないといけない」と責任感をにじませる。
○…日本にラグビーW杯を招致する機運が高まる中、協会に関わるようになった。自身は相模台工業高校でラグビーを始め、フランカーとして国体出場などを経験。相模原ラグビースクールの設立に尽力し、現在は3クラブの顧問、市ラグビー協会の会長を務める。ラグビーの魅力は「自己犠牲。結果を求めるためにチームが1つになるところ」ときっぱり。ラグビーで培った哲学を協会でも発揮していく。
○…大田区で育ち、小3で相模原市へ。高校卒業後は湘央医学技術専門学校(綾瀬市)で臨床検査技師の資格を取得。北里大学医学部で技術職員として学位取得を目指す学生を長年サポートした。定年を迎え母校に戻り、現在は学科長として教壇に立つ。「医学とスポーツの連携も模索していきたい」と前向き。ラガーマンとして、「ねんりんピック出場が目標」と情熱は衰えない。
○…既存のスポーツ施設の充実を課題に挙げ「使う人の身になって使いやすくしないといけない」と話す。さらに、スポーツ環境の充実へ最も注目するのがJR相模原駅北口の土地利用。希望はもちろんスタジアム建設。「スポーツ以外に文化利用もできて、シティセールスにもなる」。大きな可能性に期待を寄せると、「実現すべき夢ですね」と自身に言い聞かすように力強く語った。
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