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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.08.07

自然との関係再考
アゴラ 中村書店などで販売

 相模原の総合雑誌「季刊アゴラ」の夏号=写真=がこのほど発売された。

 巻頭記事は市内外で里山活動を展開している白鳥淳子さんによる「里山再生でみんなが幸せになる共同体社会を」。市内のPFAS汚染問題などをきっかけに「人間は自然との関係性を見直さなければならない」と思った白鳥さんの活動や考えを紹介。白鳥さんは記事の中で「(日本は)『機械化・効率化・お金を稼ぐこと』が人を幸せにするという虚構を追い求めるようになり、本来、自然の中にいた人間が自然から離れ、自然を物として扱い、破壊してきた」と警鐘を鳴らす。

 このほか、夜間中学、相模原市立大野南中学校分校夜間学級(南区・県立神奈川総合産業高等学校内)の成果や課題、日米地位協定に関する記事などが収録されている。

 税込500円。中村書店(中央区)などで取り扱い。問い合わせは山田さん【携帯電話】090・7908・6978へ。

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