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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.08.19

相模原城山高校
闇バイトを疑似体験
ゲーム型プログラムで講習

  • デジタル機器を使って情報収集する生徒たち

 昨今、社会問題となっている『闇バイト』の危険性について学ぶ「闇バイト対策講習会」がこのほど、相模原城山高校で実施され、1年生約280人が参加した。

 SNSを通じて高額報酬をうたい、犯罪実行者を募る『闇バイト』。講習は3〜4人のグループに分かれてデジタル機器を使い、ゲーム型学習プログラム「レイの失踪」を体験する形で行われた。(株)クラスルームアドベンチャーが開発した同プログラムは、行方不明になった友人をSNSなどを頼りに探していくストーリー。SNSの投稿や会話を分析しながら闇バイトの実態に迫っていく。教室では時折「こわっ」「わー」などの声や、ため息を漏らす生徒の姿も。生徒らは忠実に再現されたゲームの中のリアルな描写に触れながら、闇バイトの恐ろしさを疑似体験した。

 ゲーム終了後は、クイズ形式でストーリーを振り返り、「狙われない、騙されない、ハマらない」の3つの対策について学んだ。体験した生徒からは「とてもリアルで怖かった。闇バイトの怖さを実感した」「ホラーゲームより怖さを感じた」「闇バイトのことを知れた」などの感想が聞かれた。

 闇バイトなどの相談は警察相談専用電話【電話】#9110、または近隣の警察署へ。

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