さがみはら緑区 社会
公開日:2025.08.28
「怖さを感じて」
鳥屋・地震峠の4コマ案内板
鳥屋地域では、関東大震災で山が崩れ16人が生き埋めとなり亡くなった。地域では遺族や住民らで組織する地震峠を守る会が「二度と被害を起こさぬように」と、伝承活動に努めている。
今年5月には、「地震峠についての説明板はあるけれども、詳しく4コマ漫画みたいなものがあると分かりやすい」と、4コマの案内板が設置された。
この案内板は、県立津久井高校の漫画研究部の部員とOBが制作した。コマの中には土砂災害を鋭く描写したシーンが描かれており、制作した生徒やOBは「絵を見て当時がどんな様子だったか想像してもらえたら」、「山津波に流されている様子を表現したので、見る人によってはショックを受けるかもしれない。史実に基づいて描いたので怖さを感じてほしい」、「100年前に地形が変わるほどの被害があったということを4コマを通して知ってもらえれば」という。
なお、現地に見学の際は馬石自治会館(鳥屋93)のスペースを臨時駐車場として使用することができる。
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