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公開日:2025.08.28

相模原市
救急出場が過去最多
上半期 前年比1455件増

 相模原市消防局は8月13日、2025年上半期の市内における火災と救急の速報値を発表した。救急出場件数が前年同時期と比べて1455件増加し、2万2276件で過去最多を更新。火災は前年同時期比で14件増加して106件発生した。

半数は軽症者

 出場件数に加え、救急搬送人員も前年同時期比1380人増加し、1万8898人で過去最多だった前年を大幅に更新した。そのうち約半数の9548人(50・5%)は軽症者が占めた。

 救急出場を種別に見ると、「急病」(1万5180件/68・1%)が最も多く、次いで「一般負傷」(3201件/14・4%)、「転院搬送」(1593件/7・2%)、「交通事故」(1124件/5%)だった。全ての種別で前年同時期よりも出場件数が増加した。

 65歳以上の高齢者の搬送人員数は前年同時期比765人増で1万1160人。全体に占める割合は前年同時期と比べ0・2ポイント減ったものの、59・1%を占めた。

 同局では「救急車や救急医療は限りある資源」として救急の適正利用を求めている。夜間や休日にどこの医療機関を受診して良いか分からない場合は相模原救急医療情報センター(【電話】042・756・9000)などの利用を呼び掛けている。

出火原因最多は「たばこ」

 火災は全体で106件。種別に見ると、建物火災は4件増の56件、車両火災は3件増で12件、その他の火災は8件増で38件、林野火災は0件だった。

 出火原因別に見ると、「たばこ」が12件(11・3%)で最も多く、次いで「電気機器」10件(9・4%)、「火あそび」が9件(8・5%)、「放火(疑い含む)」が8件(7・5%)、「配線器具」が7件(6・6%)だった。

 火災による死者は4人で、前年同時期と比べて2人増加した。火災による負傷者は25人で、前年同時期と比べると3人増加した。

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