さがみはら緑区 トップニュース文化
公開日:2025.10.02
レゲエDJ・CENON
自作詞で配信デビュー
『僕はレゲエが大好きの唄』
今年、レゲエ業界をにぎわせている相模原市出身の若きDJ・CENON(本名:藤澤星音/以下セノン)が10月10日、自身が作詞を手掛けたデビュー曲『僕はレゲエが大好きの唄/sakana riddim』をリリース。同日、ミュージックビデオも公開する。
セノン君は現在、光が丘小学校(中央区)の2年生。2歳の時にレゲエと出会い、毎日何度も繰り返し動画を見るほど夢中になった。
5歳の時、イベントのステージで初めてマイクを握ると、天性のパフォーマンスに周囲の大人たちは度肝を抜かれる。今回、セノン君をプロデュースした、レゲエミュージシャンのドラゴンチョップさんは「堂々とした振る舞いでみんなくらっちゃって」と、その瞬間を振り返る。
以来、2人は親交を深め、「セノンの魅力をもっと多くの人に知ってほしい」と、ドラゴンチョップさんがプロデュースする形で楽曲のリリースを決めた。
『僕はレゲエが大好きの唄』はセノン君による作詞。ドラゴンチョップさんが参加するバンド・AKAME ROCKERSが作曲したトラック『sakana riddim』に言葉を乗せていく。
リリースを直前に控え、セノン君は「ビデオ撮影が暑かったなー。みんなに知ってもらえるのは、うれしい」と笑顔。ドラゴンチョップさんは「とてもいい仕上がり。楽しみにしてください」と声を弾ませた。
動画が『大バズリ』
昨年からイベントの出演依頼の声が掛かることが増えたセノン君。今年は小原宿本陣アートフェス、市民桜まつりのステージにも立った。夏はレゲエのイベントが多い季節。8月に葉山で開かれたレゲエイベントにセノン君が飛び込み参戦すると、その様子は動画配信アプリに投稿され、200万回を超える再生回数があった(8月末時点)。自身のインスタグラム(https://www.instagram.com/cenon2525/)にもその時の動画をアップすると、あっという間に再生回数は100万回を超え、いわゆる『大バズリ』。セノン君は「あまり覚えてないけど、マイクをまわしてもらえたのがうれしくて。楽しかった」とその時の様子を話す。一緒に会場にいた家族は「目をギラギラさせてね」と笑い、「レゲエをするために生まれてきたのかと思うこともある」とその才能に日々驚かされるという。
ドラゴンチョップさんは「彼の凄いところは、いつも堂々としているところ。小学生だと親に言われるがまま、みたいな子もいるけれど、彼は全然違う。ほんと、モンスターですよ」と分析する。セノン君は今後の課題として「言葉の勉強」をあげ、「これからもっと、みんなが楽しめるようなレゲエを歌っていくので、よろしく!」と力を込めた。
『僕はレゲエが大好きの唄』は、各音楽配信サイトや動画配信サイト・ユーチューブなどで、10月10日から聴くことができる。
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