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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.10.13

相模原北署
お手柄 警察犬に署長賞
逃走方向を特定し捜査に貢献

 相模原北署管内で起きた事件の捜査に貢献した警察犬に同署は10月7日、署長賞を贈呈した。

 受賞したのは神奈川県警鑑識課警察犬第二係の天野拓也警部補とオラフ号、湯山孝昭巡査長とユパ号。署内で山口富司署長から捜査への感謝が告げられ、賞状が手渡されると2頭は興奮気味な様子を見せた。

 今回の事案は7月7日の午前2時頃に橋本台3丁目の交差点で自動車が信号無視をしてパトカーと衝突した事故について。ドライバーが自動車を乗り捨てそのまま逃走したため、警察犬に協力を要請。2頭は残り香などから逃走方向を特定。逃走した動線に防犯カメラがあったことから、犯人特定に大いに貢献したという。

 天野警部補によると、捜査したオラフ号は普段はいたずら好きで活発だが、「捜査になると繊細さを発揮し丁寧な仕事をする」という。ユパ号は「においを追うのが得意で人を見つけるのが好き。今回も犯人の足跡を嗅ぎ分けた」と湯山巡査長。今回の受賞に天野警部補は「日頃の訓練の成果が出た。これからも訓練に励み1件でも多くの事件を解決できたら」と気を引き締めた。

 山口署長は「今回、被疑者特定につながったのは警察犬のおかげ。警察犬はまさに組織の縁の下の力持ちで我々としても大変頼りにしている存在。今後も連携しながらやっていきたい」と話した。

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