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さがみはら緑区 人物風土記

公開日:2025.10.23

相模原市交通安全母の会連合会の会長を務める
駒井 洋子さん
下九沢在住 

地域見守る 交通安全の母

 ○…市内10地区の母の会で構成される連合会の会長を務める。昨年度は副会長として1年を過ごし、全体の流れは把握した。「いろいろな人の話を聞き、情報交換をして交通安全に努めていきたい」。連合会としては、市民桜まつりでの交通安全のPR活動、施設研修などがある。それと並行して大沢地区の会長という「2つの顔」で交通安全を発信していく。

 ○…母の会に参加したのは約20年前。地域の知人に勧められ加わるようになった。地区の副会長を長く務め、会長は3年目。「子どもたちのために交通安全を伝えたい」と、昨年は小学生を中心とした交通安全教室を開催。自転車シミュレーターなども用意して子どもたちから好評を得た。今年も無事に開催することができ、「来年も継続したい。そして、他地域にも広げていきたい」と意欲を燃やす。

 ○…神戸市で生まれ育った。「子どもの頃は引っ込み思案だった」と言うが、中学でコーラス部に入部すると次第に克服していった。当時から子ども好きで、「将来の夢は幼稚園の先生」。その通りに幼稚園教諭になると、結婚を機に相模原市に転居。地域では母の会のほかにPTA活動にも尽力した。これらの地域活動で得たものは「人とのつながり」。絆を大切にしてきて今がある。

 ○…20年近く交通安全を訴え、最近特に感じるのは自転車のマナーの悪さ。「そもそもルールやマナーを知らない人が多いのでは」とも感じている。来年4月からは自転車に対する反則金の制度も始まることから、「今こそ自転車の講習会や交通安全教室が必要なのでは」と考えている。啓発活動は続けることに意味がある。「それを浸透させて、分かってもらえる地域になれば。事故のないまちにしたい」

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