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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.10.29

緑のラブレターに寄付を
相模原市 修繕費用募る

  • 中央高速道路からも見える緑のラブレター

 「芸術のまち藤野」を象徴する屋外彫刻・緑のラブレター。その損傷が目立ってきたことから、相模原市ではクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税を通した寄付を呼び掛けている。

 緑のラブレターは1989年に旧藤野町が名倉に設置した屋外彫刻。大きさは横26×縦17メートル。屋外に設置されており雨や風をさえぎるものがないため、これまで劣化の度に修繕を行ってきた。直近では2020年にラブレターのシートを張り替えている。

 2030年の区制20周年を見据えて、作品の魅力を発信するさまざまなイベントを開催したいと考えており、市ではそのためのシートの張り替え、塗装、周辺の木の伐採に関わる費用をCF型ふるさと納税制度を使ってまかないたい考え。

 今回のプロジェクトの目標金額は600万円。10月25日時点の寄付金額は8万9000円。藤野まちづくりセンターの担当者は「イベントなどでチラシを配布してPRしているところ。緑のラブレターは相模原のシンボル。きれいになったところを皆さんに見てほしいので、ぜひ多くの方に協力していただければ」と寄付を呼び掛ける。寄付は12月14日(日)まで受け付けている。

 CF型ふるさと納税とは、自治体や返礼品から寄付先を選ぶ従来のふるさと納税とは違い、寄付の使い道から寄付先を選ぶふるさと納税のこと。市民はもちろん、市外の人も寄付が可能で、ふるさと納税による税額控除やワンストップ特例も受けることができる。ただし返礼品はなく、団体名義での寄付はできない。

 寄付についての詳細や申し込みは相模原市のホームページから確認できる。緑のラブレターに関する問い合わせは藤野まちづくりセンター【電話】042・687・2119、CF型ふるさと納税に関する問い合わせは市財政課【電話】042・769・8216。

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