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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.10.31

相模原市内でインフルエンザ「注意報レベル」に
定点報告数10.06人で基準超え

 相模原市感染症情報センターは10月30日、第43週(10月20日〜26日)のインフルエンザ定点あたり患者報告数が10.06人となり、従前の「注意報レベル」の基準である10.0人を超過したと発表した。今後大きな流行となる可能性があるとして、基本的な感染予防対策の徹底を呼びかけている。

学級閉鎖が急増

 インフルエンザとみられる集団かぜによる学級閉鎖の件数も急増している。10月20日〜26日の期間で、小学校・中学校合わせて16学級が閉鎖となり、欠席者数は128人に上った。特に大野南地域で4学級、大野中地域で4学級の閉鎖が報告されている。

 同センターの発表によると、インフルエンザ予防のためには、「早めのワクチン接種」が推奨されており、発病や重症化の予防に一定の効果が認められている。また、外出後の手洗いや手指消毒、咳やくしゃみが出る場合のマスク着用(咳エチケット)も有効な対策としている。

 また、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなるため、加湿器などを使用して適切な湿度(50〜60%)を保つことや、体の抵抗力を高めるための十分な休養とバランスのとれた栄養摂取も大切である。流行時には、高齢者や妊婦、体調の悪い人は人混みや繁華街への外出を控えることが望ましいという。

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