さがみはら緑区 教育
公開日:2025.11.26
橋本小
アイデアや取り組みを発表
「みちびき」「ピザ」テーマに
橋本小学校で11月19日、6年生による準天頂衛星システム「みちびき」についての発表授業が体育館で行われた。
「みちびき」は、日本独自の衛星測位システムのことで日本版GPSとも言われる。今回の授業はシステムの利用拡大に向けて「みちびきを使ってどんなことができるか」を児童が事前に考察。システムに関わるNEC、JR東海、内閣府、相模原市の関係者をゲストに迎えて、児童が次々とアイデアを発表していった。児童は「ドローンができるなら空飛ぶスマホもできるはず。両手が使えるようになるから登山の時もいちいち地図を見ないで安全になる」「みちびきを使って魚の位置がわかれば漁獲量が安定する」「子どもは運転できないけどみちびきのセンサーを使えば自動運転で子ども一人でも車に乗れるのでは」などと発表。児童の斬新なアイデアにゲストの面々は「聞いたことのないアイデアでみんな天才だと思った」「本当にすばらしい」「とても画期的」などと感想を話した。担当教諭は「未来について意見を出し合うことで子どもたちは自分たちに未来を作る自覚が芽生えた。夢や希望を話す楽しさを実感してくれたのでは」と話した。
5年生は記者会見
また、5年生は20日に緑区15周年ピザ完成記者会見を体育館で開催した。
「15周年をお祝いする」をテーマにオリジナルフードの開発に着手した5年生。フードロスの課題解決の視点も加え、給食の食べ残しを豚の飼料に変える(株)日本フードエコロジーセンターの協力を得て、それを餌に育った「優とんのソーセージ」を春巻きの皮で巻いたピザを完成させた。記者会見では完成品がゲストに振る舞われ、招かれた佐藤裕幸副区長らは「おいしい」と口を揃えた。
記者から作成経緯や完成した感想などを質問されると「大変だったけどおいしいピザができたのでうれしいです」と児童は笑顔を見せた。
このピザは11月30日(日)に青山学院大学淵野辺キャンパスで行われる相模原SDGsEXPOで販売される予定。時間は午前10時30分〜で限定200食。税込500円。
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