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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.12.18

動物愛護施設の協定締結
市と麻布大、計画進める

  • (左から)村上賢学長、協定書を持つ本村賢太郎市長と小倉弘明理事長

 麻布大学(中央区)を運営する学校法人麻布獣医学園と相模原市はこのほど、飼い主のいない犬や猫の保護や収容、譲渡などを目的とした「動物愛護センター」の整備に向け、市役所本庁舎で基本協定を締結した。

 協定の主な内容は、整備場所、整備手法、基本的な費用負担の考え方について。大学内の北西の角地に同法人が新たに建物を建築し、一部を市がセンターとして使用する。市はセンター機能の維持に必要な延床面積分の整備費用や維持管理費用を負担する。

 大学内に動物愛護センターが設置されたケースは北海道の酪農学園大学内で前例があり、早期に実現すれば全国で2例目。同時に、民設公営の動物愛護センターは全国で3例目となる。

 獣医学部を擁する同大学内に設置することで専門的な知見が期待できることに加え、駅が近く好立地であることから譲渡や一時預かりなどの相談窓口として市民が利用しやすいという利点もある。

 同大学の村上賢学長は「単なる保護や譲渡の場にとどまらず、命の学びや交流のある多機能な場にしていきたい」と展望を示した。市生活衛生課は「早期に基本計画を策定したい」としている。

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