さがみはら緑区 トップニュース社会
公開日:2026.01.08
椎橋区長インタビュー
人と地域 繋ぐ1年に
「緑区の未来を育てていく」
本紙では前号の本村賢太郎市長に続き、椎橋薫緑区長にも新春インタビューを行った。昨年1年間の振り返り、今年の展望などについて話を聞いた。
中谷潤人選手 一日緑区長に
―まず、2025年の緑区を振り返ってどんな1年でしたでしょうか。
「昨年は区制15周年を迎え、地域の方々とさまざまなイベントができました。どれも素晴らしいイベントでしたが、特に印象に残っているのが、ボクシング世界チャンピオンの中谷潤人選手に『一日緑区長』として参加していただいた橋本七夕まつりです。15周年の目玉事業として『この場しかない』と狙いを定めていたのですが、実行委員会の皆さまのご理解とご協力、そしてタイミングがピタッと合って実現できました。会場は大変な盛り上がりでした」
―椎橋区長から見た中谷選手の印象はいかがでしたでしょうか。
「ボクシングの世界チャンピオンとして実績があり、強いのはもちろんですが、人柄がとても素晴らしいです。ボクシングの強さは言うまでもありませんが、その人柄にとても好感が持てるまさに『好青年』です」
―年度で区切ると、15周年イヤーはあと3カ月あります。この期間にイベントの予定などはありますか。
「今年は区誕生15周年を記念して、7年ぶりに『緑区郷土芸能フェスタ』が復活し、2月7日(土)にもみじホール城山で開催されます。緑区内に受け継がれている地域の村芝居とお囃子が上演されますので、多くの人に緑区の芸術文化に触れていただきたいと思います」
緑区観光マップ 3月までに完成
―さて、2026年がスタートしました。今年、注目している(期待している)区内の事業やイベント、動きなどがあれば教えてください。
「緑区の観光マップが3月までに完成する予定です。緑区には陣馬山や石老山など、日帰りでも登山を楽しんでいただける山々があります。高尾山から陣馬山までの縦走ルートには比較的低山が連なり、登山者やトレイルランニングの愛好家たちに人気のルートとなっています。さらに、津久井湖や相模湖などの湖、川、周辺にはたくさんのキャンプ場もあります。登山、釣り、キャンプ、サイクリングなどを楽しんでいただき、区内の温泉にゆっくりつかって疲れを癒していただく、そんな休日をお楽しみいただくのも良いと思います」
「また、区内各所には新しくカフェがオープンしています。カフェ巡りなどグルメをお楽しみいただくこともできるのではないでしょうか。そして、完成した観光マップやSNSなどを活用して緑区の魅力を広く発信し、緑区の活性化につなげていきたいと考えています」
椎橋区長インタビュー 20周年に向けての大事な1年
―橋本駅周辺のまちづくりについて進捗を教えてください。
「リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)の工事が進んでいますが、昨年9月に施工者であるUR都市機構が国土交通大臣から土地区画整理事業の認可を受けたことから、県立相原高校の跡地などを中心とした区域で、いよいよ本格的にまちづくりが始まります。本市リニア駅周辺まちづくりガイドラインに『一歩先の未来を叶えるまち橋本』というまちづくりのコンセプトを掲げていますが、そうしたまちを実現していくためには、まちの活気やにぎわいをつくっていくことが重要です。緑区役所でも、リニア駅周辺の将来のにぎわいづくりなどに向けて取り組んでいきたいと考えています」
―リニューアルに向けて準備の進む小原の郷は動きがありそうでしょうか。
「小原の郷は2027年1月のオープンを目指して、いよいよ改修に入ります。これまでは資料の展示のみでしたが、リニューアル後は飲食、例えば緑区の特産品を使ってここでしか食べられないものを提供できるカフェや買い物も楽しめる施設に生まれ変わる予定です。イベントや交流のできる芝生広場も整備される予定で、『また来たい』と思ってもらえる施設にしたいと考えています」
「そして、小原の郷も含めてJR相模湖駅前、県立相模湖公園周辺の回遊性を高める取り組みなども進めていきます」
交通の実証実験「対話しながら」
―中山間地域で乗合タクシーの実証実験が始まりました。
「地域の皆さまが生活する上で、暮らしを支える移動手段の確保はとても重要です。この実証実験は1年以上かけて行われますが、本格運行に向けて地域の実情に合ったものにするため、ご意見をしっかり伺いながら共に取り組んでいくものと考えています」
「また、観光の足が途絶えてしまうという声については、陣馬山を対象に、まずは和田地区で土日祝日のバス運行を計画しています。こちらもぜひご意見をお寄せいただきましてより良いものになるよう、皆さまと対話をしながら進めていきたいと思います」
―全国ではクマの被害が増えていますが、区内ではどのような対策をしていますか。
「中山間地域を持つ緑区では、これまでも住民の安全・安心のために、緊急時の適切な対応への備えや出没情報の共有等を行っています。引き続き、猟友会や関係機関の皆さまとの連携、やぶ刈りなどの環境整備、適切な情報提供など、対応の充実を図っていきます」
―では、椎橋区長の26年の抱負をお願いします。
「今年は区制15周年から新たな節目となる20周年に向けてのスタートとなる大事な1年になります。地域の皆さまと共に先を見据えて畑を耕し種をまくような1年にしたいと思います」
「そして、目の前の課題を一つ一つ解決し、引き続き区民の皆さまが『住んでいて良かった』と思えるまちづくりを進めていきます」
―最後に26年をどんな年にしたいか、漢字1文字で表してもらえますでしょうか。
「『繋(つなぐ)』です。人と人、都市部と観光地、世代間、行政と民間、交通、情報と人材をつなぐことで多くの課題解決につなげていきたいと思います。キャリアを重ね、区内でも知り合いが増える中で人と人をつなぐことによる効果は計り知れないと感じています。人と地域をつなぎ、より拡げることで緑区の未来を育てていきたい。その願いを込めて今年は『繋(つなぐ)』1年にしたいです」
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