「坊主頭に髭、そんな姿と社名にギャップがあったから覚えてもらいやすかったね」。創業当時を支えたのは独特のスタイルと妻がつけてくれたユニークな社名――。そう話すのは、今年で30周年を迎える一般・産業廃棄物処理会社の(株)まごころ清掃社(長房町)の高野正道社長(69)。30年前に勤めていたスーパーを脱サラして中古の収集車1台で起業。今ではグループ企業含めて従業員110人の規模に。「創業当時は努力した分だけ報われた」。飛び込み営業で顧客を開拓し、中には24回通い続けてようやく契約できたところも。しかし時代は移り、不法投棄対策やゴミ分別の細分化によってコストが増加。そんな中でも食品廃棄物のリサイクルが法律で定められたとき、いち早く対応するなどビジネスチャンスに変えてきた。「これからは人材」と従業員の育成に力を入れている。重機の免許取得の制度もある。「独立も目指せる会社」と高野社長。
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