八王子の会社経営者らを中心とした高尾山薬王院の新たな講「高尾山有喜講(ゆうきこう)」による初登山が5月26日に行われた。あいにくの雨模様だったが講員約100人が参加し親睦を深めあった。
山上駅に集合し同講の先達で薬王院の佐藤秀仁さん案内のもと山を歩いた。その後、大本堂で佐藤さんによる法話があり御護摩祈祷が執り行われた。
「お山に守られている」
そして大本坊に集まった講員を前に、講元の落合龍太郎さん(まるき社長)は「先代(落合清さん)が作りたいと言った講を副講元、世話人が実現してくれた。供養になる」と頭をさげ、「この講社参拝で感じたことをまわりに伝えてその良さを広めてほしい。有喜講は風通しのいい講にしていきたい」と抱負をのべた。佐藤さんは「仏縁を喜んで。伝統文化を守りつつ新たな力が交わる集いになれば」と挨拶した。
副講元である大野彰さん(高尾登山電鉄社長)による「おめでとう!」との乾杯の掛け声のもと、講員は精進料理を嗜んだ。
最後は同じく副講元の増田禎司(ていじ)さん(増田禎司商店会長)が「みんな八王子を動かす人ばかり。(高尾山に)守られている心構えを大切に」と話し、はじめての集まりを締めくくった。
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