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愛宕小 「顔見える関係」が評価

教育

掲載号:2018年2月8日号

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小池都知事から表彰を受ける貴家さん
小池都知事から表彰を受ける貴家さん

都 学運協を表彰

 市立愛宕(あたご)小学校(上柚木)の学校運営協議会が東京都から平成29年度「共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞」を受賞した。本来の役割である学校運営の参画にとどまらず、地域住民らを巻き込んでの児童の体験活動の実施などが評価された。

 1月18日、都庁で表彰式が開かれ、井上竜太校長と協議会会長の貴家(きや)由美子さんが出席した。井上校長は「長く地道な活動が評価された。とても喜ばしい」と、貴家さんは「受賞を聞いたときは驚きました。評価されるのは嬉しい」と話した。

 「閉鎖的な環境ではダメ。学校は開放していかないと」。当時の校長の強い意志により、10年ほど前から学校関係者、地域住民の間で「意識」が芽生えていた。保護者の一人で、のちにPTA会長などを歴任した貴家さんは校長の思いを引き継ぎ、学校コーディネーターとして活動を始めた。

 「スポーツ鬼ごっこ」など児童が喜びそうな企画を用意し、地域住民や大学生を講師として呼ぶ。一方、「授業につまずく」子に寄り添うなど教室でのサポートもする。また夏休みには体育館で寝泊まりする防災体験活動「キャンプ」を実施。小学校を会場とする漢字検定のスタッフ運営もしている。このように貴家さんの人脈をいかすなどし様々な人を招き、ボランティアスタッフとして保護者らを呼び込み、「学校を核」に一体感を醸成していった。

「閉鎖は対立生む」

 「閉鎖的だと対立が生まれる。なるべく話しあった方がいい。保護者と保護者、保護者と教員の連携が大切」。貴家さんはイベントをあくまでツールのひとつと考え、それをきっかけに顔を合わせるような機会が創出できればと願う。これまでを振り返り貴家さんは「学校の中の状態を見ることができ互いにサポートしあえる関係が築けました」と話した。学校側は「地域と学校をつないでくれた」と貴家さんの活動に感謝した。受賞について都は「学運協が地域活動を企画運営することで、顔が見える関係を構築している」などと評価した。

学校運営協議会…学校運営や必要な支援に関する協議をする機関。地域住民、保護者など10人以内の委員からなる

キャンプの様子
キャンプの様子

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