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公開日:2018.03.22
日本酒「高尾の天狗」
八王子・高月町に酒蔵を
まちおこし 「2020年めざす」
八王子産の米100%で作られる純米吟醸酒「高尾の天狗」の今年度の新酒がこのほど完成した。それを祝い10日、八日町の八王子エルシィで「新酒を楽しむ会」が開かれた。関係者ら170人が集まり、盃(さかずき)を交わした。
運営団体が発表
「全量八王子産の米でできた『高尾の天狗』を八王子のブランドとして育てたい。日本酒で八王子を盛り上げたい」。高尾の天狗を運営するまちおこしプロジェクト「はちぷろ」の代表、西仲鎌司(けんじ)さん((株)河内屋/(株)舞姫)は壇上から力強く語った。また「まちおこしの一環として、市内に酒蔵を作りたい」と話し、実現にむけ来年度その一歩を踏み出すと発表した(現在高尾の天狗は長野で醸造)。
かつては八木町、東中野などでも行われていたが、市内での日本酒作りは下恩方町にあった中島酒造場が最後という。西仲さんは、酒蔵の場所をこの日本酒の米づくりをする市北部の高月町に想定しており、「東京五輪パラリンピックがある2020年には」と展望を明かした。今後は現在のプロジェクトをNPO法人化し、行政とも調整の上、より多くの人の力を借り、さらなる「まちおこし企画」として発展させたい考えだ。
なお新酒の出来栄えについて西仲さんは「4年の中では1番。しかしまだ八王子の酒として味が確立していない。2年後には誇れる酒にしたい」と説明した。
当日は多くの来賓も駆けつけた。石森孝志市長は「地産地消に寄与していただき感謝している」と挨拶。萩生田光一衆議院議員は「米だけでなく酒蔵も」とその新設について協力する姿勢であることを語った。乾杯の音頭をとったスーパーアルプスの内野紀宏最高顧問は「3年前、スーパーの店頭で見かけて飲んでみたが好みに合わなかった」と会場から笑いを誘いつつ、「今回印象が変わった。とても飲みやすくもなった。まちおこしをしてぜひ八王子に酒蔵を」とエールを送った。
会場の「酔い」が進む中、酒米生産者を代表して出席した農家の澤井勝巳さんは「きれいな水と土でできたお米」とアピールし、石川稔さんは昨年8月、10月の長雨による苦労を話した。
オール八王子で
「オール八王子で取り組みたい」(西仲さん)との思いから、運営サイドは今回、市内飲食店はもちろん鶴屋、ジャックル浦島屋、山田商店などの市内酒業者及び小売酒販組合、いなげや、ヤオコーなどのスーパー、観光コンベンション協会、道の駅などの観光関連施設の代表者らに出席を呼びかけた。司会を担当した奥田美和さん(はちぷろ)は「多くの人に来ていただきスタッフ全員喜んでおります。会場では高尾の天狗が認知されてきていることを実感しました。ありがとうございます」と感謝の意を述べた。はちぷろでは今後、NPOの会員を募っていく。
はちぷろ
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TEL:042-642-1542
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