「ライオンズクラブ」(LC)は1917年からスタートした世界最大とされる奉仕団体。200以上の国と地域、約140万人の会員がいる。市内にある「東京八王子いちょうLC」はその内容も注目のクラブだ。
同クラブはLCとしても、とくに「目に見える」活動を心掛けている。会員数は57人と多く、様々な充実した活動ができるという。しかも30〜40代の若手が中心的なメンバーであることから、精力的なのだという。
春になると人々の目を楽しませる浅川(長房町付近)には36本の桜を5周年の際に記念植樹。10周年の際にはベトナムに小学校を建設するなど、「目に見える」活動をしている。今でも節目の年ごとに建物の修繕費用や文房具を送って支援している。
なぜ会員が多いのか
会長経験のある小方一博さんは「楽しいから増える」と説明する。勧誘には小方さん流のコツもあるが「奉仕の意義が目に見える」ことが重要という。留学生への支援など、その人の成長を見ることで、寄付がどう生きているかが確認できる。
「そして何より、先輩たちが若手に自由にさせてくれる気風がある。自分も20年後、若手の意見を尊重できるベテランでありたい」と話す。
バザーで人気の野菜いちょう祭りに参加
同クラブは毎年、八王子いちょう祭りでチャリティバザーを行っている。今年はメンバー30人が参加。目玉は会員の小塚吉治さんの畑(下恩方町)で採れる新鮮野菜。これを目当てに朝早い段階から買い物客が殺到した。また、メンバーが集めた洋服や雑貨などを販売するバザーも行った。
バザー品は野菜も含めてメンバーが寄付という形で用意しており、バザーの売上金10万1660円は全額社会福祉事業に寄付される予定。
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