「お寺は、地域住民が気軽に寄れる場所であるべき」と話す堀之内・善照寺の堀川秋芳住職(37)=写真=が2月16日(土)、誰でも参加できる”お茶会”(同朋会)を開く。寺のお勤めなどができるこの会を通して、より地域に開かれたお寺にしていきたい、と堀川住職は話している。
――よりお寺を地域に開きたいと
「お寺は本来、地域の人たちが気軽に集える場所なんです。でも今は墓参りや法事などの時にしかお寺に行かないという方が増えているのが現状です。敷居が高いと思われているのかな、と思い、お寺は気持ちが落ち着く場所ということを多くの方に知って頂きたくお茶会を企画しました」
――昨年も開催されたそうですね
「私が住職に就いてから、より気軽に参加できる形にして10年以上になります。当寺の檀家さん以外でも参加できるようにし、気軽に仏教に触れ、地域の人たちと世間話ができる場所にしています。会を通じて友だちづきあいが始まったり、地域に関心をもつようになった方も少なくないようです」
――偶数月の第3土曜日に開催しているそうですね
「はい。ただ、まだまだ周知不足と考えています。小さいお子様から高齢者まで、より多くの方に参加してもらいたい。特に新しく八王子住民になられた方など。この場を街に溶け込むきっかけにしてもらいたいんです。また、仏教の教えを知るところになれば、という思いもあります。来月16日の開催が楽しみです」
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