「八王子で暮らす」をテーマに、市内の大学に通う学生らが街の魅力を30秒の動画にまとめ、その優劣などを競う「八王子学生CMコンテスト」の上映会が先ごろ行われ、東京工科大学(片倉町)の「Eamor+a」が最優秀賞に輝いた。
この団体の代表である、同大学4年の植前尚貴さんは「1年生の時から参加し最終学年で入賞することができてうれしい。協力してくれた人たちに感謝したい」と笑顔で話す。
最高評価を受けた植前さんの作品「あなたが夢に出会ったのはいつですか?─八王子出身者編─」は、夢を叶えた八王子出身の若者らにその夢と出会った場面を振り返ってもらうという内容で、「八王子は夢を生むことができる場所、ということを自身の経験から実感していたんです。それを伝えたかった」と植前さん。作品づくりで心がけたのがテンポの良さ。「内容が伝わりやすいようにと。過去の入賞作品をみて研究してきました」
主催した「大学コンソーシアム八王子」事務局の岩田充さんは「八王子愛が感じられるね」と作品を評価している。
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