「息子たちも独立したし、60歳からは新しい道を歩んでみようかしら」――。小中学生に英語を教えていた約10年前。新しい道の「入り口」に選んだのが、高齢者にやりがいを提供している八王子市シルバー人材センター。子どもたちに英語を教えてきた実績をもとに、高齢者に対して「脳トレ」を兼ねた英語指導を行いたいという思いをもっていたのだという。
が、当時のセンターには希望に合った仕事がなく、担当者に相談したところ、「認知症予防につながる」ことなどが理解され、自身の企画がセンター主催の英語教室としてスタートすることに。「ありがたかったですね。以来、多くの方と英語を学んできました」
楽しくてしょうがない
今、教室で「生徒」たちと対話を重ねることが楽しくてしょうがないのだという。センターが自身の可能性を広げてくれた、と。「授業を通して皆さんの健康づくりにも貢献したい。私も元気をもらっています」
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