手軽に”本格旅”を楽しめるスポットとして八王子から静岡県・伊豆へ向かう人が少なくないようだ。車で3時間程度、山や海はもちろん、穴場も多いことから楽しみ方は千差万別。旅行者から「自然が多いので癒される」「穴場が多い。まわり切れないほど」などの声を集めている。
「遠からず、近すぎないため、八王子の方にとって伊豆はドライブがてら立ち寄るには最適な場所ではないでしょうか」と話すのは、伊豆市の温泉旅館「東府や」の広報、小野寺弘美さん。現在、八王子など東京多摩地域からも数多くのお客さんに利用して頂いていますと笑顔をみせる。
元チャンプも 一押し
また、「伊豆は良いところ。多くの方に美しい景色を見てもらいたいですね」と笑顔をみせるのは、片倉町在住で元ボクシングWBOアジアパシフィック・ライト級チャンピオンの荒川仁人さんだ。
多摩地域で生まれた荒川さんは幼い頃から、祖父の住む伊豆へ夏休みなどは必ず訪れ、海、山での遊びに明け暮れていたのだという。そして荒川さんが中学生の時に家族で伊豆半島の南部に位置する南伊豆町に引っ越し、高校まで過ごしたのだと。「高校時代は野球部。できたばかりの部で私も経験がなかったので弱小チームでしたが」と笑う。「今でもよく帰省しています。生まれた地元ではないですが、チャンピオンになった時は南伊豆の方々に祝ってもらいました」
ロケ地巡りはいかが
一方、地元人も八王子市民を歓迎する。半島の先端、東伊豆町役場の内山雅貴さんは「伊豆は映画などのロケ地になることが多いんです。今は青春映画『いなくなれ、群青』のロケ地巡りが一押しです」と提案する。そして、名物の金目を食べに来てくださいとも。その稲取にある伊豆を代表するホテル、銀水荘の稲葉博さんは「年末年始は伊豆へ。お待ちしております」と話している。
16日(土)、伊豆市でイベント
東府やさんでは16日(土)、伊豆の特産品を使ったフードやワークショップなどを楽しむことができる催しが開かれるという。「伊豆などの静岡県東部で活躍するものづくり職人が集まります。地元人も知らない伊豆の魅力を発信したいと思います」と小野寺さん。各店舗を利用すると東府やで使用できる割引券も手に入れることができるという。催しは午前10時から入場無料。問同旅館【電話】0558・85・1000
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