公益財団法人日本健康アカデミー(石川町)は9月1日、「健康知識・教育に係る公募助成」の助成先を決定した。33件の応募に対し、14件・総額400万円の助成をする。2013年から行われており、応募数の増加に応じて助成額も増加させてきた。選定には外部の有識者の意見を取り入れている。
「将来、役立てば」
今回選ばれたものの中には、新型コロナに対応する呼吸器の使い方の教材作成もあった。理事長の古瀬智之さんは「教材が有効活用されれば、助成額以上に世の中に広がっていく」と、事業の意義を説明する。コロナ禍の中、人が集まらずにできる社会貢献でもあるという。「様々な機関で研究費はシビアだと聞く。研究はものづくりの原点。10年先、20年先、世間で役立つ研究の支援になれば」と古瀬さんは話した。
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