今季限りで引退をする地久里選手＝12日、エスフォルタアリーナ八王子での練習
ホーム残り４試合
プロバスケＢ３東京八王子ビートレインズは５月14、15日、東京エクセレンスと戦い連敗した。14日は55―71、15日は57―66。両日ともリモートゲーム（無観客）で行われた。
21日（金）、22日（土）、28日（金）、29日（土）に狭間町のエスフォルタアリーナ八王子で公式戦を開催する。今季最後の「ホーム」４試合となる。
21日は午後５時30分、22日は２時試合開始で対戦相手はさいたまブロンコス。28日は５時30分、29日は１時試合開始で対戦相手は鹿児島レブナイズ。チケットは大人前売り２０００円からで、好評発売中。問い合わせは事務局【電話】０４２・６４９・４４４０へ。
地久里選手引退
チームは４月20日、地久里（じくり）謙成（けんせい）選手の現役引退を発表した。
地久里選手は鹿児島県の出身で、２０１６年から八王子に所属。在籍の長い選手で現在、副キャプテンを務めている。
１９９２年１月生まれで現在29歳の地久里選手は入団当初から「30歳で辞める」と決めていたそう。その理由について「ずるずるとやりたくない。期間を決めて自分がどれだけできるか試したかった」と話す。目標は「Ｂ１でプレー」だったが、それは残念ながら叶わなかった。
｢格好よく終わる｣
６年間については「最初は試合に出られなくて。それが出られるようになり、スタメンにもなりメインで活躍することもできた」と振り返り、思い出は「Ｂ３完全優勝（17―18年度）」「Ｂ２昇格（18年）」をあげた。
一方、コーチとして小学生らにチームのスクールで指導も続けてきた。「最初は２、３人でした。それが２クラスにまで大きくなったり、色々な子に参加してもらいありがたかった」。試合では観戦に来る生徒たちを前に「良いところを見せたい」思いでプレーしていたそう。今後の進路についても「指導に携わりたい」としている。
「引退すると発表して多くの方から連絡をいただいた。応援されていたのだと気が付きとても嬉しかった。最後の試合はまだまだプレーできる姿を見せて惜しまれながら格好よく終わりたい」と笑顔で応え明るい性格をのぞかせた。
７日のリモートゲームの様子
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