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子どもに多様な価値観を

教育

掲載号:2021年5月20日号

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事務局長の青井さん。1児の母。かつて音楽活動をしておりバンドとソロでCDを出したことがある
事務局長の青井さん。1児の母。かつて音楽活動をしておりバンドとソロでCDを出したことがある

NPO設立

 5月8日、川口町の畑でトマト、きゅうりなどの植え付けが行われた。最高気温28度の夏日の下、家族連れらが汗を流した。「たくさん収穫できると思う。早く子どもたちに届けたい」。畑に集まったのは、5月にスタートしたNPO法人のメンバーたちだ。

 NPO法人ダットッチホーム(子安町/鈴木國夫理事長)はこれまで市内で活動してきた複数の団体が集まって設立された。理事は10人で現在、関わるメンバーは30人ほど。展開する事業は6つ。「冒険遊び場」「子ども食堂」「無料塾」、イベント開催、音楽活動、そして農作業(プレイフィールド)。8日の植え付けはこの農作業にあたり、できた野菜は子ども食堂へ寄付する計画だ。「子どもたちのためになるNPOをと作りました。横のつながりを持ってやっていきたい」。鈴木理事長は活動についてそう話す。

 設立の背景には地域の人間関係が希薄になっている点や貧困問題などがあるという。それらが子どもに「良くない影響」を与えてしまっていると考え、その解決策としてNPOでは「居場所を作り、つながりを生み出すこと」を目的とする。

 例えば無料塾へ通う子が農作業を手伝う。事務局長の青井夕美さん(元八王子町在住)は「助けてもらいっぱなしでなく、提供者になることで、自己肯定感につながるはず」と期待する。畑で知らない大人と作業をすることは新たな価値観の発見にもなる。「子どもたちに色々な世界を見せていきたいです」

行政と連携を

 今後の具体的な活動としては天神町で運営される「八王子冒険遊び場の会」の支援、市内寺院での食料や弁当の配布、市内会場での小学生らへの無料塾の実施、家族向けのイベント「みんなのキャンパス」の開催などがある。法人化に至ったのはこれまで任意団体として続けてきた事業や活動をさらに地域に定着させていくため。行政や関連団体と連携を深めていく必要があると考えたからという。

川口町の畑での農作業の様子
川口町の畑での農作業の様子

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