八王子FC元選手サッカー+ゴルフ
八王子市出身のフットゴルファー小林隼人さん(42)が日本フットゴルフ協会による2019-21シーズンの年間チャンピオンに輝いた。
フットゴルフとはサッカーとゴルフを組み合わせたスポーツで、サッカーボールを使いゴルフ場をラウンドするもの。小林さんはサッカー「八王子FC」の元選手でサッカー経験があり2015年からフットゴルフを始めた。
選手は各大会で順位に応じたポイントを獲得でき、その獲得ポイントの高さで年間の順位が決まる。今回はコロナ禍の影響で中断期間がある変則的なシーズンとなったが1年半で合計30試合を行いおよそ100人が参加した。
小林さんは29試合終了時点で3位だったが最終戦の準優勝でポイントを積み上げ「301・41ポイント」で年間チャンピオンとなった。これまでチャンピオンは2度あるが現在の形式になってからは初めて。小林さんは「ここ一番の大事な試合に肉体的にも精神的にも良い状態で臨めた。終盤の勝負がかかる場面で、それまで準備をしてきたという自信が結果につながった」と今回のポイントを話した。
旅立った仲間へ
小林さんにとって今回のシーズンは特別なものであった。
シーズン序盤の2020年1月、八王子FC時代の同い年の同僚が亡くなった。長くサッカーをやった仲間だったという。葬儀は試合後に駆け付けた。その日の試合は優勝できスピーチで「彼への感謝」を話すことができたそう。「彼が勝たせてくれた気がしました。年間チャンピオンも喜んでくれたと思う」
このほど表彰式があり小林さんはスポンサーや応援してくれる人への感謝をのべ今後について「さらに自分を見直していきたい」と抱負を語った。新しいシーズンはすでに始まっており来年7月まで合計22試合を予定している。
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