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いずれ里山風景に 都内唯一の里山型樹木葬
▲埋葬エリアは里山の中にある公園のような見晴らしのよさ。◀土に還るよう、木製の骨壺。多摩産の間伐材を使用し、環境保全にも貢献
お墓に対する考え方が多様化し、選択肢も増えている。川口町にある延寿院（及川一晋住職）の奥にある「東京里山墓苑」は、東京都では唯一の里山型樹木葬として注目を集めている。
「土に返り、里山の風景のひとつとなる、誰でも入れるお墓です」と話すのは、延寿院と一緒に管理・運営するＮＰＯ団体の中山るりこさん。開設は２０１１年。紅葉や枝垂れ桜などが植樹される埋葬エリアは、現在１８０人が眠る。承継者は不要でもちろん埋葬後の合祀もない。墓標もなく、好きな区画を選んで埋葬できる。「里山の桜がきれいな頃です。気軽に遊びに来て下さい」
４月３日から見学会
同団体は東京里山墓苑の見学会を４月３日（日）、４日（月）、５日（火）、６日（水）に開催する。11時〜15時。要予約。
■東京里山墓苑／川口町１３２５の１（延寿院内）（問）【電話】０１２０・３５２・５９４
案内するのはNPO団体のメンバー
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