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藤沢 政治

公開日:2026.03.06

「学ぶ場がほしい」
高校生の陳情、継続審査に

  • 図書館の休館を知らせる張り紙=3月2日撮影

    図書館の休館を知らせる張り紙=3月2日撮影

 「入試の追い込み時期に学ぶ場を失う受験生を救ってほしい」――。

 藤沢市内全市民図書館・市民図書室の情報システム更新で2月9日〜3月2日に一斉休館したことに伴い、地元の高校生が市役所本庁舎9階第2議会委員会室などの試行的開放を求める陳情を2月市議会に提出した。先月25日の議会運営委員会で市議会議員を相手に高校生が意見陳述に立ったが、審査の結果、継続審査となった。

 陳情を提出したのは、湘南工科大学附属高校3年の石原幹太さん(18・本町在住)。市役所5階の市民会議室や市民図書館を利用してきたが、特に市役所の学習スペースは常に満席状態。「家だと誘惑が多く、カフェは費用がかさむ。家庭環境などで自宅で学習しづらい生徒もいると聞く」と石原さんは、国立大前期試験や私立大入試の正念場を迎える同級生を救う解決策として目をつけたのが、議会関係スペースだった。昨年12月の議会運営委員会では、これら空きスペースの活用について議論されたが、運用の詳細やルール作りについては結論が出ていなかった。石原さんは定例会会期中などは頻繁に使われるが、活用の余地はあると踏んだ。

 意見陳述では、セキュリティーの問題などを理由に本格的な利用に向けた検討には時間を要すとする委員に対し、それらの課題も含め石原さんは「緊急な対応で試行してほしい」と訴えたが、折り合いはつかなかった。

 「あくまで試行的という部分を強調したが、第一の目標だった開放の願いは届かなかった」と石原さんは肩を落としつつも、「『夏休みなど今後の開放に向けて検討する』という議員の声は励みになった」と話した。

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