散田町の企業
環境計量証明業「株式会社環境管理センター」(散田町)で、サッカーJFL所属の2選手が働いている。
同社は2019年から武蔵野市を拠点に活動するJFL東京武蔵野ユナイテッドFCのスポンサーを務めており、チーム支援の一環として現在2選手を雇用している。
アスベスト、土壌汚染、放射能など環境に関する各種調査、分析を担う同社において、FWの田口光樹選手(28)は20年から品質保証グループに、MFの高慶汰選手(26)は今年から環境監視グループに所属。2人とも下恩方町にある技術センターで午前から午後にかけてデスクワークをし、夜は武蔵野市にあるグラウンドで練習をしている。
「得点王」「結果出す」
JFLは今月から新シーズンが始まった。福岡県の出身で以前はJFL奈良クラブで活躍した田口さんは「昨季はチームの得点王になることができた。今度はリーグの得点王に」と今季について意気込みを語る。足立区出身でかつてはJ3AC長野パルセイロに所属した高さんは「チームのためにたくさん試合に出て、目に見える結果を出していきたい」と力を込める。
なお将来について田口さんは上のカテゴリー(Jリーグ)でのプレイを夢に見つつ現実的にはセカンドキャリアを考えており指導者の道も視野にあるという。一方、高さんは「夢見たJリーガーになれたが出場は1試合だけだった。子どもも生まれたし、もう一度あの舞台に戻りたい」と話した。同社では「会社も一つのチームです。同じチームの仲間として、全社で応援しています」とエールを送った。
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