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八王子 文化

公開日:2022.10.06

中町・新拠点
愛称は「桑都テラス」
11月26日に開所

  • 外観=八王子市まちづくり公社提供

 八王子駅北口の中心市街地に新拠点として整備が進む、中町の「伝統文化伝承・未来創造プロジェクト」。この拠点の愛称が「桑都テラス」に決定し、11月26日に開所することになった。9月30日の市長会見で発表された。



 施設は「中通り」などに残る黒塀の花街をモチーフに設計。「演芸場」「にぎわい広場」のほか飲食店、物販店で構成される。飲食店は3店舗、物販は5店舗で調整中。詳細は11月初旬に発表予定だ。



 石森孝志市長は「花街のある場所に位置している。八王子の古きよき伝統文化を発信できる拠点にしていきたい。多くの方に来ていただき、地域や周辺の活性化につながれば」とコメントした。



 中町の「黒塀通り」で活動する八王子芸者衆・めぐみさんは「待ちに待った施設。コロナでお座敷が減る中、お客さんが集まる施設ができるのは楽しみ」と期待。「誰もが散策できる場として広まり、まちが明るくなれば」と願いを込める。



 このプロジェクトは「八王子市中心市街地活性化基本計画」に位置付けられ、一般財団法人八王子市まちづくり公社が運営する。西放射線ユーロードの歩行者の回遊促進をはじめ、まちなか休憩所八王子宿や今月開業する東京たま未来メッセなど周辺施設やイベント等との連携を目指す。



 同所では、八王子商工会議所が10月22日と23日に開催する「わくわくフェア2022」でプレイベントが行われる。

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