支援団体 初の総会
八王子を「デジタル先進都市」にすることを目的に今年10月に発足した一般社団法人八王子デジタル教育支援協議会の初めてとなる社員総会が11月6日、明神町で行われた=写真。会場となった東京たま未来メッセの会議室には50人以上の会員が集まった。
発起人で代表理事を務める、会社経営者の小星重治さんは「八王子の企業の力をあわせて今後世の中に必要とされるデジタル人材を育てていきたい」とあいさつ。地元の信用金庫の支店長らも駆けつけ「我々の取り組みは相互扶助が目的。この事業は地域の課題解決につながる」と支援の意義を述べた。名誉会員となった奉仕団体の東京八王子ロータリークラブとプログラミングコンテスト(プロコン)の「強豪校」と知られる国立東京工業高等専門学校(椚田町)の校長、准教授、講師もそれぞれ登壇し同協議会への期待を話した。
プロコンを支援
同協議会は、2021年から始まったU―16プロコンの支援を活動のメインとしつつ、会員向けのDXやチャットGPTのセミナーなども企画している。引き続き会員募集も行っている。
生産性が低いと言われる日本経済は今後、プログラミングからなるAI、DX、ロボット技術を活用しての早急な改善が必要とされている。そのような中、同協議会は「未来の人材は自分たち(八王子企業)の手で育てたい」としており、中学生を対象としたU―16プロコン(第3回を19日に開催)はそのための大きな土台となると考えている。
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