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市民団体 「キワニスドールを知って」 入院中の子らへ安らぎを

社会

掲載号:2015年9月25日号

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人形を手にする長谷代表
人形を手にする長谷代表

 目や鼻、口がなく、白い木綿生地に綿が詰められただけの人形「キワニスドール」。医療現場で使われているこの人形を制作する活動が9月17日、多摩市総合福祉センター(南野)で行われた。主催は市民団体「小さな天使」(落合、長谷有里子代表)。多摩地域でこの人形を作っている団体は珍しいという。

 身長約40cm、体重約50gの大きさの「キワニスドール」は、医療現場で主に子どもたちが医師から病状や手術の説明を受けたり、注射を受ける際に使われている。入院中に手元に置いたり、絵を描いて安らぎを得られるアイテムとしても注目され、全国の病院で広がりを見せている。

 「小さな天使」は、新聞の記事でキワニスドールの存在を知った長谷代表が「子どもたちのために少しでも協力できれば」と5年前に発足。以後、定期的に集まり、ボランティアで人形を制作する他、人形の存在を知ってもらおうと市内の学校や、公民館で講座を開くなど普及にも力を入れている。

 この日も、市内だけでなく稲城や町田から集まったメンバー11人が、和やかな雰囲気の中で会話を楽しみながら、事前に縫ってあった人形型の生地に一つひとつ丁寧に綿を詰めて制作。出来上がった人形は、キワニスドールの普及活動を行っている東京キワニスクラブで検針等された後、全国の病院へ届けられるという。

 会の活動に賛同し、2年前から参加している山口あきえさん、鈴木はるみさん、新井美子さん、渋谷とみえさんは「子どもたちが手にしてくれると嬉しい。月に一度みんなで集まって作ることも楽しい」と話す。「病院で子どもたちが使うものだからとにかく丁寧に作っています。この人形のことを知らない人も多いので、もっと多くの人に知ってもらい、今後活動場所を増やしていきたい。ぜひ興味がある方は参加していただければ」と長谷代表は話している。

 詳細は長谷代表【携帯電話】090・4843・1692へ。

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